毎日家の片付けをしていると、”うわぁ〜”と
言う様な物が出てきます。

これはEメールなどなく、国際電話が超高かった頃に
日本の母から届いた手紙です。
靴箱に入って仕事場の一番高い棚にありました。
1通読んだのですが、今の私よりずっと若い母が
あの頃の飼い犬クロちゃんの様子を書いていました。
後、母に(ありがとうね)と言って一気にシュレダーにかけました。
50代の母より、85歳の母が今の私の母で、今の母は50代の母より、
ずっとたくましく、ずっと素敵だからもういらないと思った。

これは父がロスに来る度着ていたパジャマです。
キャビネットの奥から出てきました。
サイズを見ると私にピッタリ、良い生地でできているので、
伸びてしまったゴムを抜いて靴紐をとおしました。
(ゴムは片付けた箱のどれかに入っている)

夕方母に電話をしたら、一年前の今日は私がロスから
父の入院する病院に着いた日だと言います。
疲れ切った母を病院からかえして、父のいる病室の椅子で
寝たのを思い出します。
あの時、何本ものチューブに繋がれていた父は、
喉頭癌で声をなくしましたが、今日は高いところの柿を
ハシゴに登ってちぎろうとして、母に叱られたそうです。
読んでいただいてありがとうございます。嬉しいです。
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