続く 隔離

暑い中、Hansen Damでドローンを飛ばす人と、
(なんじゃ、あれ！？）のモカ。



キッチンでネットニュースを読んでいると、
作品を貸している若いインテリアデザイナー
から電話がありました。



『作品を返したいのだけれど、妊娠９ヶ月目に
入ったので産まれた後まで待てますか？』と言います。

ああ、そうだった。今年２月、隔離が始まる前に、
５月ショーケースの打ち合わせに来たのだった。
その時は妊娠２、３ヶ月。

このショーケースに貯金の多くをつぎ込んで
もっと多くのクライアントを見つけたいと
張り切っていました。その後、隔離が続いて、
ショーケースは延期が重なり、結局一般の人には
バーチャルにだけになりました。

私は６３歳で初めて取引先全てのプロジェクトが
ホールドされた経験をしましたが、彼女は前途洋々
３０代で経験する事になりました。どれほどガッカリ
したことでしょう。


（旦那が送ってきたハイキングコース）

私が「取りに行こうか？赤ちゃんが産まれたら
それどころではなくなるよ。」と、言ったら、
『えっ、いいの？　玄関ポーチに作品を置いて
横の窓から大きくなったお腹で覗いてるね。
本当にありがとう！』と、お礼を言われた。

この隔離、みんな色んな事を諦めて暮らしてる


読んで頂いてどうもありがとうございます。


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